トンガ王国産フコイダン

トンガの海

トンガ王国は南太平洋上に浮かぶ大小150の島々からなる島国です。
日付変更線と南回帰線の交わるあたりに位置する人口10万人総面積697km2(対馬とほぼ同じ)の小さな国です。王国を取り巻くトンガの海は「世界で2番目に深い海」と言われるトンガ海溝から上昇する清冷な海水が成し、ミネラルを豊富に含んでいます。また水質汚染のないこの海域からは重金属類の有害物質が検出されていません。

トンガ王国産「フコイダン」を使用する理由

トンガ王国産モズクは希少種で、ミネラル豊富な南太平洋の海で育ちます。水質汚染の少ない環境で、モズクはサンゴ礁の美しい海によって育まれます。同時に、強い紫外線と激しい潮流にもまれて生き抜くために必要なフコイダンを自ら作り出しているのです。収穫されたモズクは、現地で異物を除去したのち、日本国内の工場において独自の方法により抽出されたものを使用しています。含有量や組成は、海藻の種類や生育環境、抽出方法等によって異なります。
高分子であること、硫酸基の結合含量が高いことがヌルヌル成分フコイダンの有用性の目安です。

フコイダンとは

「フコイダン」とは、硫酸化多糖類の一種で、昆布やワカメ・モズクなどの褐藻類の表面を覆う「ヌルヌル成分」に含まれる粘質多糖類、いわゆる食物繊維の一種です。 海藻のヌルヌル成分は潮流や砂、紫外線などの外的刺激から自らを守り、乾燥や細菌を防ぐバリアの役目を持ち、海藻がダメージを受けると正常な状態に戻す機能も備えています。

フコイダンの定義

褐藻類のフコイダンはフコース、キシロース、ガラクトース、ウロン酸等(褐藻類によってはマンノースも含む)硫酸基で構成されています。
フコイダンについては未だ明確な定義付けがなされていませんが、通常、構成糖にフコースのみを持つものを「フコイダン」フコース以外の糖を含むものを「フコイダン様多糖体」と称しています。「フコイダン」は健康志向の人たちの需要が高まり、現在、注目されている素材の一つです。